今回のCCA北九州におけるギャラリー・プロジェクトでは、CCAのリサーチ・プログラムの受講生たちとのコラボレーションを行いました。
ホーヘンビュフラー姉妹のコメントです。
「今回の出発点は、制作過程においてリサーチ・プログラムの受講生であるアーティストたちとコラボレーションをするということにあります。
一つの空間を彼らと共に創っていくという計画なんですが、そこは、それぞれのアーティスティックな観点で成り立ちながらも、基本的に統一性のあるものになるでしょう。
私たちがこのプロジェクトを始めたのは、異なる文化的背景を持ち、それぞれの思いや考えを抱きつつ、共通の母国語を持たない人たちが集まっているという状況に端を発しています。
言葉でのコミュニケーションが不足しているからこそ、ドローイングやペインティング、そしてさまざまな材料などによる視覚的なやり方でコミュニケーションを築いていく可能性があるわけです。
一般にアーティストは批判的で、疑問をもち易いという面がありますから、このプロジェクトが成功するかどうかは分かりません。つまり、失敗が付き物なんです。なぜなら、ここで重要な問題になる、“複数の人間が制作者になる”ということは、インスタレーションの全体的な印象のために個々のアイデンティティが失われるということも意味しているからです。」
イレーネ & クリスチーネ・ホーヘンビュフラーは、リサーチ・プログラムの教授として1999年9月末までCCA北九州に滞在しました。
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