CCA北九州プロジェクト・ギャラリーでは、サンフランシスコを拠点に活動するトリシャ・ドネリーのプロジェクトを発表しました。
ドネリーは、ドローイングや写真、サウンド、オブジェ、ビデオ、詩や言葉など、多くの媒体を用いて、インスタレーションやパフォーマンスなど様々な方法で作品を発表しています。一見ミステリアスなその作品と発表の方法は、「アート作品」や「展覧会」といったものに私たちが描くイメージにあてはまらないものが多く、観客が説明として得られる情報は、ほとんどの場合全くないか、あるいは最小限に抑えられています。このようにして、通常私たちが美術作品を鑑賞するという体験のなかにある「作品を見る時間と場所」という概念とは全く違う考え方を提示しています。
トリシャ・ドネリーは、2009年度最後のリサーチ・プログラムの教授として、2010年3月29日までCCA北九州に滞在しました。